令和6年度 ジュニア司書養成講座JUNIOR LIBRARIAN

 ジュニア司書養成講座は、司書としての知識や技術を学ぶことにより、中学生が読書の面白さや素晴らしさを、学校や家庭に広める「読書リーダー」になるよう育てるための講座です。
 講座で学んだことを通して、より一層図書館や本に関心を持ち、市民と図書館をつなぐ懸け橋となることを目標とし、今年もジュニア司書養成講座を開講しました。

基礎

 基礎では、図書館の役割と、司書の仕事や図書館の歴史について、クイズなどを交えて勉強します。普段は入れない書庫や、ひばり号を見学することもできます。
 また、図書館の本の分類や書架配置等の講義を受けます。図書館とインターネットについて、図書館システムの使い方、インターネットの活用や千葉県内図書館横断検索の使い方等についても学ぶことができます。

専門

 専門では、おすすめ本のポップの作製・読み聞かせ・和綴じ本製作・レファレンス等について学びます。和綴じ本の講座やレポートの書き方は、すでにジュニア司書・ジュニア司書マイスターとして活躍している先輩たちが講師となって、次世代にノウハウを教えます。

実務

 基礎を修了した受講生たちは、これまで学んだことを活かして、実際にカウンター業務や配架・本の装備等に挑戦します。カウンター業務では、はじめのうちは慣れない様子で声も小さめでしたが、回数を重ねるごとにはっきりした声でカウンター業務をこなせるようになり、挨拶もすすんでできるようになっていきます。最後の実務は、おはなし会です。読み聞かせの講座で絵本を選び、持ち方や読み方の練習を積んで臨みます。

認定式